アマチュアキックボクシング大会神戸カップに参戦してきました

2021年8月22日　神戸王子公園スポーツセンターにて開催されたアマチュアキックボクシング大会神戸カップに空我から4名の方が参加しました。

このような時期に試合を行う是非についてはいろんな意見があると思いますし、私自身も複雑な気持ちではありましたが、このような時期に選手の為に感染症対策を徹底して施設側との話し合いを繰り返し開催を決行していただいたＦＡＢＣの三宅先生には感謝と尊敬の念を禁じえません。

本当に感謝しております。

 

午前中の新人戦に2名は

Ｓさん　判定勝ち

新人戦に出るのがどうかという感じのＳさんでしたが初試合という事で新人戦に出場。序盤でローキックを効かせて終始攻撃を当てて判定勝ちとなりました。欲を言えば落ち着いてＫＯまでできたかなと思いました。

Ｈくん　判定負け

初試合のＨくんは普段から落ち着いている性格…というか何も考えてない疑惑があるのですが、試合直前も特に変わった様子もなくいつも通りという感じでした。しかし、試合が始まると比較的積極的に試合を進め、いい感じで攻撃も当てて、きちんとパンチのディフェンスもできていました。

試合終盤にスタミナが切れたのか手数が出なかった点がまずかったのか判定負け、最後しっかり相手の攻撃をストップできていたら勝てたと思うので残念な形となりました。

試合後の感想を聞いたら

「それなりに悔しいです…。」

とのことでした。

二人とも初試合ということで多少動きが固かったですが上々の出来だったと思います。2回目はより自分の動きができるようになると思うのでまた試合にチャレンジしてもらいたいですね。

 

午後からのトーナメントにはフェザー級に1名、ライト級に1名が参加

ライト級出場のＯさん　1回戦負け

Ｏさんはこの1カ月毎日のように練習に参加されていてこの大会に対する意気込みを感じていました。いつものように上手く距離を取り自分のペースで戦えていたと思うのですが、離れ際にキックを合わされていたのが印象が悪かったか判定負け、いい場面も多かったのですがちょっと逃げているようにも見えてしまったかな…という感じでしょうか。

フェザー級　Ｋくん　準決勝敗退

シードで2回戦からの登場となったＫくん、初戦の相手は手足が長くボクシングテクニックもかなり高かったと思うのですが、落ち着いてプレッシャーをかけて自分のペースで攻撃を出して判定勝ち、良いスタートとなりました。

準決勝は試合を観た時から今大会で1番の実力者であろうという風に感じた相手で接戦でしたが後半は押し気味に試合を進めていたところ右のハイキックをもらってダウン。

惜しい試合を逃しました。その後対戦相手は決勝をＫＯで決めて圧倒的な優勝を決めました。

優勝してもおかしくない力は持っているのでＫくんには今後も頑張ってもらいたいところです。

 

試合に出るという事自体が本当に勇気がいる事ですし、試合を経験することで間違いなく力が付いていくのでその点は自信をもってもらいたいですし、ぜひ今後も今回の試合で得た教訓を生かしてもらいたいと思います。

選手の皆さんお疲れ様でした。

選手を応援に行きたいにもかかわらず感染予防の為に観戦自粛してもらい、試合の結果を気にしてくれていた空我の皆さんもありがとうございました。

近い将来試合をみんなで応援して盛り上がれる日が来るのを楽しみにしてもうしばらくつらい時期を耐えていきましょう。